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~こころをもっとシンプルに~

【入院】④体調と変化

ベクルリーの点滴投与では特に気分が悪くなることもなく、ただ点滴したという感覚だった。

かゆみが出たり、気分が悪くなったり何か異変を感じたらすぐに言ってくださいねと看護師さんは言ってくれてたのだけど、いつも大丈夫だった。
点滴を受けた翌日の朝ごはんを食べ始めた時に、あれ?昨日と違うという感覚を覚えた。食欲が湧いていて、勢いはそこまでないけれど食べられる、食べたいなという気持ちを感じた。

それ以後も特に体調は悪くなるというはなく、段々と食欲旺盛と呼べるほどの強い感覚を覚えるようになってご飯が楽しみな人になってた(笑)。
まさか自分がこんなに食べたいって思うなんてというギャップがあって、本当にびっくりするくらい「食べたい」モードになって行った。

先生からも体調はどうですか?と聞かれる度に、はい、良くなっているのを感じます。食欲がすごく出て食べたい!って思いますと答えてた。先生も看護師さんも喜んでくれた。

回復を感じる中で、少し痰が絡むようになった。寝てる時にちょっと咳が出てきたら痰が喉に上がって来る感じで咳き込む時があったけど、痰が出て来るとすっきりした感じで落ち着いてた。

発熱の方も点滴の受け始めはまだ38度台だったから、夕方の検温の時に解熱剤は飲みますか?と聞かれて、やっぱり熱がないと楽だから2日間くらいは飲んだ。
その後は37度台になって来て、解熱剤はどうしますかと聞かれなくなり36度台と37度台を行ったり来たりしながら、36度台に突入して来た後は微熱も出なくなった。

ベクルリーが終わった後がちょうど土日に掛かるタイミングでその2日間で熱が出でなくなっていて更に月曜日の血液検査、尿検査、胸部レントゲンの結果が良かったら延長で点滴しなくもいいでしょうということだった。
熱出るなよ~出るなよ~と願ってた。(^願^)人

とにかく食欲が毎日増していったのが驚きだった。
本当に食べ足りなくて、主人にリクエストしたお菓子(日頃はそんなに食べないけど)を食後に食べてもまだ食べたい!状態に(笑)。どうしちゃったんだろう私、みたいな状態だった。食欲が湧くのと比例して、血液の炎症の数値も改善されて行った。下記は数値の変化。

CRP数値の変化】

入院前の内科 26以上
翌日入院時  22.78
2日後    22.13
4日後    17,16
6日後    10,46
8日後     3.56
退院後     0.97

最初はかなり数値が高くて、コロナでこんなに高くなるということは殆どないと言われて、もしかしたら肺炎球菌などダブルで感染しているのかもしれないと。
でもはっきりした原因は分からないと言われた。

以前4ヶ月置きくらいに発熱する事があったり、肺結核なのではと思って先生に聞いてみたけど、定期的に熱が出るというのであれば大学病院などで膠原病などを調べてみるといいのかもしれないけど…、肺結核とは全く違う症状だからそれはないですという返答だった。

異常なまでに血液の炎症数値が高かったのは結局分からずじまいで、通常の治療に使われる抗生物質は最初から退院当日まで点滴で投与が続いて、途中にベクルリーがプラスされて段々と数値が下がって行ったのだけど、通常の抗生物質では目立った改善が見られなくて、ベクルリーを投与した後は数値が落ちて改善していった・・・。

とは言えベクルリーは本当は受けたくなかったし、誰かに勧めたいか聞かれたら首は縦には触れない。先生も使わなくても良くなる人もいますけどというのは言ってたから、じゃあ通常の抗生物質でいいじゃないかとも思ったのもある。
事実だけを書くと体調の変化というのは恐ろしく改善したということ。

結果論だけど、分からないものだなと。逆に悪化するんじゃないのかと不安もあったのだけど、点滴を受けた人が全員透析になってたら治療としては成り立たないだろうし。しかし世に言われているように怖かった。=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇) 
今後も体調の変化は気を付けて見て行こうと思う。

因みにオミクロンに感染したのか、別の型だったのか気になって看護師さんに聞いてみたら、コロナがもっと流行っていた頃は1人ずつ検査をしてたけど、今はやってないそうでもし検査するとしたら2週間以上とか他の病院に依頼しないといけなくて、よほどのことがない限りは調べなくなってるとのことだった。
コロナはコロナってことで、もらってた書類の病名の所にはCOVID-19としか書かれてなかった。

【入院】⑤退院のタイミング…につづく