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~こころをもっとシンプルに~

【夫婦】②再婚後も同じ悩みが出た


バツ1になる前の結婚生活もセックスレスだった。

元夫とは結婚1年半くらいでだんだんと体の距離が離れて行った。
年が私より7歳上で、仕事も一生懸命、高血圧もあったから今思えば体的にも疲れている事が多かったのだろうと分かる。
でも当時は相手の状況を理解するよりも、自分の気持ちを優先させていたと思う。

今の主人とは再婚してから、7年半くらいでセックスレスに近い状況になっていった。
それに至るまでには色んな段階があった。
主人がもしこれを見たら違うよって思うかもしれないけど、私の中ではこんな風に分析していた。

産婦人科系の検診で精密検査を受けるという問題が出て来て、主人が「自分が原因じゃないか」と思い悩む気持ちが生まれて、それまでのように体を使っての愛情表現を遠慮するようになった。

②その後会社で起きた問題で主人がメンタルの不調になって1年間休職し、心療内科にも数年通って薬も飲んでいたからそういう余裕はなかった。私自身は回復して元気になるまでは「今は我慢しよう」と思ってた。

③会社に復帰してからは、異動した部署での仕事が忙しく人間関係もうまくいってないところがあって、メンタルも体も疲れてるから帰宅したらゆっくり寛ぎたいという気持ちが強かったと思う。回復はかなりしたけど、以前の様には体のふれあいをすることに余裕がないのはずっと続いてたと思う。

④お互いに長い時間を一緒に過ごすこと安心感が生まれて、体を使わなくても十分仲良くやっていけるという気持ちが強くなった。
いつでもそばにいると、いつでも性的なことは叶うという感覚も生まれていたのかもしれない。

⑤結婚当初のような、仕事があった日の夜でも求め合うことが苦痛ではなかったことが年々体力の衰えを感じて⇒ゆっくりしたいに移行していった。

主人はとても繊細なところがあるから、オンオフのバランスがうまく取れないことが多くてクタクタに疲れて帰って来るとソファーでごろんとしてリラックスしたい気持ちが強いみたいだった。

比べてみるとバツ1前の結婚生活と現在には違いがある。

バツ1前の時は自分の中で原因などを考察できなかったけど、今の主人とはそのことについて向き合えた実感が大きいこと。
そして今の夫婦生活にはスキンシップ(手をつないだり、ハグしたり、キスしたり)があること。

前の時はどうしてかを深く話し合う機会を持てなかった、持とうとしてなかった。
元夫とはそのことは解決しないまま(因みに離婚原因はセックスレスではなくて、私が相手を信頼できない事が起きたから)だったけど、前回も今回も同じ悩みが出たということになる。元夫とのセックスレス期間は約10年の内ほとんどを占めてた。
今の主人とは今年で入籍18年で、無い期間はかれこれ10年を超える。


~余談~

日本のレス状態のカップルはかなり多いと目にしたことがあったけど、友達からも同じような心の声を昔聞く機会があった。
聞き手に回ることが多かったから、私もそうなのよ~とかいう話にはならなくて共有することはなかった。

この問題はとてもデリケートで人前で声を上げて話せる話題とは違うから、誰かに言えたら気持ちが楽になるかも、解決しなくても、何か気持ちが落ち着いたりできれば少し楽になるのかもしれないと思う時もあった…。
でも実際に話し合うと、相手を追い詰めてしまうという逆効果に繋がることもあるというのも体験してみて思った。

じゃあどうすれば苦しい気持ちは本当の意味で癒されるのかと、迷宮に入り込んでしまった感覚にもなった。
出口を見つけるにはかなりの時間がかかったけど、迷ったからこそ見つけられたものだったと思う。

次はセックスレスになる原因を思いつく限り言葉で見える化してみようと思う。


【夫婦】③セックスレスになる原因の考察…につづく(①~⑧まであります)