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~こころをもっとシンプルに~

【退院】③今回の入院で気付けたこと


退院後に今回入院したことを振り返ってみた。

体調を崩す前は、食事も生活スタイルもずっと変わらないルーチン化されてたものだった。家にこもる時間もとても長いし、買い物もネットスーパーを利用することが増えてさらに外出する機会が減ってた。
日に当たらない暮らしというのは、体力も免疫力も落ちる。
そして私自身が色んなことに消極的な気持ちで過ごしてたと思う。
何かしたいことが見つかってもエンジンが掛からない状態で、まぁいいか・・・とスルー状態だった。

それがガラリと変わるような感覚になるのを強く感じた。今回の入院では、元気になれるか分からないと思ってたから、退院できたらこうしたい!って思いが強くなったのかな。思い切りが良くなった。行け行けゴーゴー!!みたいな積極的な気持ちがとても強くなった。

病院では看護師さんがケアをしてくれるけど、その姿を見て自分はこんな風に人や社会に貢献できてないし、できるかと言われたらできないと思った。
でも、何か自分にできることはあるんじゃないか・・・と。
前々から自分の中で体験したことをもし伝えたら、誰かのために何かヒントになったりすることやこころが軽くなったりする人もいるかもしれないと思った。
私自身、ネットを始めたくらいの時期にとてもショックなことがあって、私にコメントをくれた人の言葉で救われた気持ちになって、それが支えになってたというのがあったからそんな風にできたら・・・という想いも改めて浮かんできた。
それでこのブログを開設してみようって思った。

自宅に戻ってからも入院中も主人は私をとても大切にしてくれた。
色んな物を差し入れてしてくれて、迎えに来てくれて、付き添ってくれて、慣れないごはんを作って・・・本当に嬉しかった。
友達もお見舞いのメッセや、退院後に早く良くなるようにとお花と体に良さげな食べ物を送ってくれて、自分が周りの人にどれだけ大切に思われているのかっていうことが分かった。

いつも自分が他の人を大切にしたい、しなきゃって思いの方が強くて自分の方が他の人のことを大切に思ってる感が強かったと思う。
ちょっとおごりがあったのかな。そんなつもりはないと思ってたけど、でも違ってた事を思い知ったよ。恥ずかしい気持ちにもなった。
私はこんなにも愛されてたんだなって分かったこと、本当に嬉しかったし、涙でた。

そして入院中に食べた食事がとても体に良いものばかりで、簡単に作って栄養が取れればいいやという食事本来のチカラを軽視してた自分に気付いて、家族のためにごはんを作ることはとても大切なことだったんだと思った。

今後はもっと外に出る機会を増やそうと思う。食べ物も見直して体に良いものを増やしていきたい。
それから自宅をもう少し片付けようと思った。壊れてたけど捨ててない家電やカビが生えた壁紙とかをそのままにしてたり・・・。
「暮らす」というのはもっといろんなことに気を配るということなのだろうなと思った。足りてない部分はこれからプラスしていこう。
今回病気をしたことで健康は損なってしまったけど、得るものもとてつもなく大きかったと思う。たくさん気付けたことがあったから(*^^*)

~余談~

退院後にお義母さんが電話をくれて、とても心配してくれてた事が伝わって来た。
お見舞いを渡したいという事だったのだけど何にも要らないんだけどなぁ、気を遣わせてしまうって思った。
でもお義母さんとしては、私が入院して大変だった事を代わってあげたかったって言ってくれて、せめてお見舞いがしたいっていう気持ちからみたいだった。

結構お義母さんは以前から折に触れて色々としてくれるけど、申し訳ない気持ちになったりするって主人に言ったら、お義母さんはお義母さんで何かしたいって気持ちがあるのだから、そこは受け取っていいのではないかなって。
確かに、受け取りませんって跳ねのけるって逆にお義母さんの気持ちを大切にしてないことになるかな、と思った。
お互いを想う気持ちがいい意味でぶつかり合ってしまうことが多いかもしれない。
お義母さんもいつも優しくて本当に素敵な人。大切にしていきたいなと改めて思った。

【退院】④入院中の余談…につづく